高度先進医療とは
高度先進医療は、通常の保険診療と費用の扱いが異なり高額になる場合が多い。
一般の保険診療は自費負担が少なく先進医療に関しては自由診療となるので
全額負担となるので高額となる。
また厚生労働大臣の承認を受けたものに限り対象となる。
現在、先進医療と認められていても将来、除外されるケースもありますので気をつけましょう
厚生労働省のホームページで確認しましょう
生命保険と先進医療特約
生命保険の入院特約や医療・ガン保険の特約に先進医療特約を付加して契約することが望ましい。
保険料はとても安く各保険会社あまり差はない。100円前後が一般的である。
先進医療特約についての注意点
先進医療特約は単体で契約するタイプ、医療保険に特約として付加するタイプ、ガン保険に特約として付加するタイプ
などがあります。それぞれ違いがありますので注意してください。
- 単体で契約するタイプは特約と違って少し保険料が高くなります（毎月、約500円くらい）
但し生命保険に未加入であっても契約することができます。
特約であればまず医療保険が加入条件となりますのでトータル的には保険料が高くなります。
ですので先進医療だけの保障を求める人には最適と考えます。 - 現在、医療保険に加入中で新たに先進医療の保障が必要ならば特約を付加するとよい。
今支払っている保険料にプラス100円くらい足せば保障が得られます。 - 現在、ガン保険に加入中で先進医療の特約を付加する場合はガンのみ先進医療の対象となります。
ですので、それ以外（例えば白内障など）の病気やケガでは対象外となってしまう。
※特約中途付加の場合、責任準備金が必要になる場合があります
先進医療の保障内容
今現在、各保険会社が扱っている保障は技術料2000万円というタイプが一般的です。
そこで注意、技術料2000万円といっても全額支給される訳ではありません。
かかった費用に見合うだけ給付金として支払われます。
10年保障といっても更新できる（現在では保険料一定）ので問題ないが将来はわからない。
できれば終身保障タイプが望ましい。また保険料もあまり変わらない
また病院へ治療にいく交通費まで支給してくれる保険会社もあります。そして宿泊費も・・・
※ガン保険のみ加入する人は先進医療は付加しておくとよい。
なぜなら先進医療の約7割はガンに付随するものが多いからだ。
先進医療給付金受取例
78歳の女性ですが入院日額5000円に先進医療特約付きの医療保険に加入中、白内障両目を手術し3日間入院しました
保険会社に給付金を請求したところ技術料として約60万円が支払われました。
そこでAさんからの質問で3日間入院し手術も受けたので入院給付金と手術給付金は別に支払われないかと質問されました。
結果；この治療は健康保険適用ではなく自由診療なので支払われませんとの回答でした
捕捉；本来、健康保険適用の一般的な治療であれば入院日額5000円の3日分プラス手術給付金5万円（保険会社によて違います）
合計65000円でしたが先進医療に加入していたので60万円の給付が受け取れました
59歳の男性がA社の医療保険（先進医療特約付き）とT社のガン保険、診断給付金100万円入院・通院10000万円（先進医療付き）に加入中、前立腺ガンに発病
結果、先進医療を受けることに… Kさんは名古屋在住でガンの重粒子線治療を受けようと思いましたが、あいにく対象となる病院がなく兵庫県まで行かなければ
なりませんでした。しかしそこで入院しようと思ってもベッド数が足りなく外来診療（通院治療）しかできないとの事でした（現実的な話）
通院も１回ではなく何回も通わなければなりません。名古屋から兵庫県までの交通費も１回ではなく何回もあればそれなりに費用も必要です。
それでも決断して治療をし手術は成功しました
結果；ガン診断給付金100万円プラス先進医療費600万円（2社分）計700万円プラス交通費全額支給を受け取る事が出来ました
捕捉；Kさんは会社を経営しており休業保障も得られたと言って感謝されていました
※先進医療の保障の掛け金はそんなに高額ではなく万が一の時の保障はとても大きいので付け加えていくことをお勧めします
保障は終身保障で交通費等の保障もありますと最高だと思います
